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2017年08月10日
◆緊急速報◆ 異常高温注意報(第2弾)

 西日本から関東地方にかけて、所によっては連日35℃を超える猛暑日が発生しています。
 ご承知のように、シイタケ菌は15~25℃を生育適温とする中温性の生き物です。従って、この夏のように最高気温が35℃にも及ぶ異常高温の環境下では、管理や条件次第ではホタ木は大変危険な状態に至る可能性があります。
 特に、夜間の温度が25℃以下に下がらない熱帯夜のような場合や、通風・換気が悪く熱気がこもりやすいホタ場やハウスは大変危険です。シイタケ菌の細胞活動が温度環境によってどのように変化するかをグラフでご紹介します。



 グラフが示す通り30℃を超える高温温度帯では急速に生育は鈍化します。更に、33~34℃付近では高温障害が発生し著しく活力が低下し、35℃以上では生存は難しくなります。
 通常はホタ木の中の温度は外気温より常に低く保たれているため、気温がそのままシイタケ菌糸の生育温度とはなりませんが、前述したように極端な暑さ、ホタ場環境、管理次第では思わぬトラブルに至る危険性がありますので、今後の気象情報に注意すると共に、ホタ場・ホタ木の高温対策を今一度ご確認いただき、万全を期されますようお願いいたします。

きのこかわら版
名水きのこの里


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